EVENT
REPORT
11月25日-26日 大豆の収穫 イベントREPORT
2006.11.25-26 更新日 2006.12.7 text:宮田 武宏
とうとうやってきた大豆収穫イベント。6月に植え,8月に草取りを行なって,11月の末に収穫する。これが大豆栽培の一般的な流れですが,今年は暖かく、この時期に大豆が熟して,木が枯れているかが問題でした。
畑に行って大豆を見ると、第一農場の大豆畑は,半分くらい枯れていたので,さっそく収穫開始です。枯れている大豆を選んで,ひもでまとめて軽トラにつむ作業です。今回は,30人以上の参加があり(この時期にしては珍しい…)、一気に終わってしまいました。そして、次はさつまいもをやった畑の向い側です。こちらは、すさまじい草におおわれ、完全に草に負けてしまっており、ほとんど収穫できずでした。日々の農作業に終われ,大豆たちへの愛が若干薄かったのかも知れず,スタッフとしては反省しきりです。すみません。
さて、収穫が終われば山小屋前に帰って,脱穀作業です。年代物の脱穀機が騒音を上げながら,どんどん脱穀していきます。脱穀という作業は野菜栽培においてもっとも手間のかかる作業の一つで,大豆の場合は,脱穀機にいれたときに細かなくずが大気中に舞い,せきこんでしまうこともあります。でも、これをしなければ加工はできないので,どうしても通らなければならない作業なのです。と、うだうだ書いているうちに脱穀作業は終了。その後は,さやから出た大豆を選別して行きます。通常ならば,おぼんにのせてふぅふぅ息を吹きかけるとさやのくずが飛んで,豆だけが残るのですが,前日までの雨のせいでしめっており、なかなかくずがふきとばず、細かな作業を寒空で続けたのでした…
日が落ちるまえに作業を終了して,宴会準備です。11月にもなると夜は冷え込むので今回は山小屋の中で行ないました。メニューは鳥団子汁,春菊の白和え,サトイモのふかしたの,キャベツポン酢など,王国で採れた野菜を中心にしたものです。狭い山小屋に一杯の人が座って,話をするのは本当に楽しいです。今回は,高野さんのゼミ,「大隈塾」の卒業生達が3組も!遊びに来てくれ,そのうちの二組は結婚し,さらにその一組には子供も誕生し、といよいよ王国第2世代の登場です。なんだかんだいっても、王国もぼちぼち活動的になっています。
12月は自然王国でやる年内最後のイベント,忘年会です。作業は大豆作業が中心です。寒いでしょうが,みんなでわいわいやりたいですね!
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