田中正治
HOT ACTION!
棚田トラスト「田植え」
2004.5.2-3
更新日 2004.5.6
■text:田中正治
つつじの季節にして花寒だったのですが、どんどんと参加者は結集し、総勢60名以上が、田植えをしました。どうして田植えって人気があるんでしょうね。DNAに打ち込まれた原点なんでしょうか?
大小織り交ぜての棚田は全部で4反=1200坪。田植えは初めて、という人が、半分くらいはおられたようで、石田さん、小原さんのレクチャーを聴いておそるおそるアシを田圃に滑らせる子供たち。でも、入ってしまえば、ぬる〜とした感触は、くせになりそう。
紐にあわせて、いっせいに苗を植える。とにかく単純に、いっせいに苗を植える。これの繰り返し。これが稲作民族の原点なんだな、とみように納得させられます。足元からジンジン冷えるのも忘れて、予定より速く、どんどん進んでいきました。
夜は、恒例の宴会です。
60名が1分間自己紹介。長野から、7台のヒッチハイクをして、きてくれた信州大学の学生。
鹿博物館勤務の鹿の生態専門家。
三重県からはるばる来てくれた登紀子ファン。山羊が無性に好きで山羊の研究に打ち込んで生計までたてようという女性。3月の「みどりのまつり」に参加して、その流れで、来た女性。
早稲田大学高野ゼミの学生達。7月の参議院選挙に立候補宣言してしまった女性。様々な考え、様々な職業の人たちが入り混じって、混戦状態。飲みながら、話し合いながら、カオス的に何かが生まれていくのでしょう。ここはそんな”場”なのです。
自然王国味噌は、麹がたっぷりで掛け値なしにおいしい!
味噌と畑で取れた野菜を、研修生の三尾君販売。飛ぶように売れました。
6月5日ー6日の田の草取りの時には、稲を食べ池を作ってしまう、ザリガニをひっ捕
まえてザリガニの甘露煮を食べましょうね!
つつじと田植え
田植え
田植え
水槽の中身はなにかな?りんごちゃん(犬)も興味津々
宴会
焚き火を囲んで
野菜の販売の準備
野菜・お味噌販売開始!
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