鶴さんご一家6人の「鶴勝栄ファミリーバンド」。at
HOMEでエネルギッシュ。手作り楽器がいいね。「さくらさくら」の優美な調べから激しく情熱的なドラマが最高だった。鶴さんの軽食ハウス「バンブートーン」は、長狭街道沿い「金束」バス停近く。「見てなごみ、聴いてやすらぎ、触れて温かく」をテーマに熱いライブを繰り広げている。どうぞ。
このシンポの企画は、T&T研究所で、主催は「鴨川の環境を守るネットワーク」、共催は鴨川市。ネットワークの代表・伊藤さんは、今回の加茂川上流のゴミ最終処分場建設反対が会の出発点だと明言。最終処分場建設に反対の立場を表明している鴨川市の本田市長も駆け、環境都市・鴨川への思いを述べられた。加藤登紀子さんは、今回のシンポを企画したT&T研究所の代表。琵琶湖をフィールにして環境,特に水をテーマに驀進中。琵琶湖博物館研究顧問の嘉田由紀子さんと意気投合して、是非、と今回の水シンポの先生をお願いした。今年3月には、琵琶湖、京都、大阪で開催される「世界水フォーラム」を準備中。
嘉田由紀子さん。登紀子さんの「独り寝の子守唄」が好き。アフリカのマラウイに行ったときのこと、子供たちが湖の歌を持っていた。モ湖は私たちのお母さんモを。嘉田さんは琵琶湖の歌をつくりたいな〜と思ったという。登紀子さんに会い、琵琶湖を歩き回りながら作ったのがモ生きている琵琶湖モ。
アメリカ合衆国やアフリカの州境や国境は直線。これは自然を大切にしていない証。(僕はこれは植民地帝国が勝手に占領して線引きした証だとも思う)鴨川市は加茂川の流域に広がるモ流域の宇宙モ。森林ー水ー川ー田んぼー海へと水の流れがある、毛細血管のように。その流域の出発点に最終処分場があり、また新たに作られようとしている。
50年前まで、大小便を田んぼや畑に返し、循環させていた。女性がモ立ち小便モしていたのも、少しでも肥料としての小便がほしかったことの証。モ養い水モといっていた。鴨川市に公共下水道が入っていないことはいいことだ。水洗便所は、ほんとによいことなのなのだろうか?世界の流れは、非水洗便所なのだそうな。
鴨川の山間部は天水に頼る棚田。大山不動尊の夏祭りも、雨乞いの祭り。(そういえば2年前、雨乞いがおこなわれたな)棚田百選の中でも、天水のみに頼っている棚田は、大山千枚田のみ。
千葉県は利根川から水を引いているという。房総用水。利根川から南房総の館山まで延々と地下パイプラインが走って入るとはびっくり。
40年ほど前までは、田越灌漑水田が支流だったが、現在は、用水と排水が分離。水の使い捨て時代。水の使用量が飛躍的に増大。汚染を増大した。
水辺の生き物についての自前のデーターを作るのが大切。蛍、蛙、とんぼ、・・・そうすれば水・川周辺環境に目が行く。子供たちと一緒に。蛍マップ作りは楽しい。「水みず探検」も楽しい。これがいざというとき力になるのだ。
休憩時間をはさんで、参加者からの質問/回答コーナー。
1)利根川用水が出来てから、水道料金は、2倍半に値上がり。
2)以前は大小便を分けていた。
3)都会のおしっこも、BMWで浄化したら再利用も可。
4)水質検査を保健所に頼めば、10検体が、¥9000で出来る。
5)合併浄化槽でも塩素消毒が義務ずけられている。どうする?
次回「加藤登紀子の未来たち学校」は「海」。6月予定。
先生の成田さんが登場。プロのダイバー。子供や若者の参加を期待。成田さんは海のガラスから作ったきれいなランプシェードをこってきてくださった。今、海がどうなっているか、海とのつきあい方を、お話したいとのこと。海の見えるところでやりたいね。
加藤登紀子、作詞作曲の「生きている鴨川」をみんなで大合唱!
たくさん、たくさんのカンパ、ありがとう! |
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鶴ファミリーの演奏
鴨川の環境を守るネットワーク
代表 伊藤正人さん
琵琶湖博物館研究
顧問 嘉田由紀子さん
T&T研究所
代表 加藤登紀子
休憩後の質問・回答
次回講師
(有)日本海洋資源開発
代表取締役 成田 均 さん
加茂川
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